私はこの展示会に行き、様々な環境技術・サービスについて情報収集をしました。これらの技術・サービスは企業の環境・温暖化対策にとって最重要であり、国民生活の安定と環境関連産業の発展に貢献します。
インフォメーション
とある商社の理事の主催で、人口石油の開発者とお会いする機会をいただきました。この機会は、私が以前、人口石油とその開発者に関する情報を理事に提供したことがきっかけです。理事は情報を受け取った後、直接開発者に連絡を取り、理事のビジネスパートナー達を招待し、本日、ドリームチームを結成しました。
現代は環境との共生を無視しては企業の存続すら危ぶまれる時代になり、国連が定める「SDGs」の推進に向け、環境汚染問題や地球温暖化問題の解決が必要です。資源有効利用や新エネルギー・省エネルギーの推進、CO2排出削減技術の活用が企業の環境・温暖化対策にとって最重要です。各種課題に対応する様々な環境技術・サービスを一堂に展示情報発信することで、環境保全への啓発を行い、国民生活の安定と環境関連産業の発展を目的とします。
全国油脂事業協同組合連合会の総会に出席させていただきました。
「全国油脂事業協同組合連合会」は、UCオイル回収の歴史が古く、江戸時代から存在していました。第2次世界大戦終戦直後の食料難時代には、回収業として専業・事業化され、「リサイクルの優等生」と呼ばれるほどになりました。1985年には、急激な円高とパーム油の輸入急増により、需給バランスが崩れ、業界危機が訪れました。この試練に対して、回収業者は志を集結し、各地に組合組織が形成されました。その後、「連合会設立協議会」を経て、農林水産省の指導の下、諸先輩の長年の努力により、平成12年(2000年)6月に農林水産大臣の認可により、「全国油脂事業協同組合連合会」が設立されました。
国内食用油の年間消費量は約234万tで、UCオイル(廃食用油)の年間発生量は約52~54万tと推定されます。このうち、外食産業・食品産業などの事業系から排出されるものは、ほとんどが回収され、再生工場で精製・調整され、各用途に利用されています。事業系から発生したUCオイルの用途としては、飼料用が約60%、工業用が約17%、海外への輸出が約14%、燃料用が約2%です。また、再生利用が困難な分が約7%廃棄されていると思われます。